デザインのこと

未経験者の僕が独学でグラフィックデザイナーになった方法

デザイン未経験者やデザインの学校もいっていない人がグラフィックデザイナーになれるのか?

答えYES。なれます。私が未経験者でデザインの学校も行っていませんが、幾つかの制作会社を経て、今はデザイナー・ディレクターとして独立してやっています。

ではどうやってデザイナーになったか、この記事では僕の体験をお話しします。20年以上の前の話ですが、今と昔は違うんだよと言わず、読んでくれたら嬉しいです。

経験がないとだめ?

僕は美術系の大学を卒業し、とあるメーカーで営業をしていました。美術系の大学といってもデザインとは関係なく絵を描いていました。

メーカーに働き始めて徐々に、何か違う!俺のやりたいことじゃない!と思いつつ、漠然とデザインの仕事がしたいな〜。ロゴとかパッケージとかデザインしたいな〜。なんて思う日々を送っていました。(だったら最初から製作会社いけよ)

結局、結構楽しくて(楽しいのは仕事ではなく、同期の人たちと飲みに行ったり遊んだりすることがです)2年目がたってしまいました。

しかし!

やはりデザインの仕事をしたい気持ちが諦めきれず、とりあえず会社をやめてしまいました。今思えばかなり無謀な選択でした。(行動が短絡的。。)

やめたはいいけどデザイン会社にあてもなく、デザイン経験もなく、もちろん知識もありません。(ただの人、、)

最初に行ったのは職安でした。求職票を見ても製作会社なんで滅多にありません。たまたま見つかっても経験がないということで、ダメでした。

当然ですが製作会社はやはり即戦力が欲しいところがほとんどです。当たり前ですけど。

日々、起きて→職安→パチンコ→寝る、、こんな日々が2ヶ月すぎました。職安に行ってもたいして求人募集もないし、面接行っても経験がないと断られる。数社受けましたが全滅でした。

このままじゃダメだ。
とにかく経験が必要だ。どこでもいいからとりあえず制作会社に入るぞ!と思い、僕がとった行動は電話をかけることでした。

 

電話大作戦!

その時、僕は思いました。求人募集する会社の理由は社員が退社した、または仕事が多くなって人手が足りない=即戦力が欲しい。

これでは僕は通りません。

求人は出していなくても一人ぐらい仕事を手伝ってくれる人がいたらいいな、、なんて思ってる会社もあるのではないかと。(アマイ!)

そこで僕がとった行動はタウンページでデザイン会社に片っ端から電話しまくることでした。

電話の内容はこんな感じです。

僕「突然のお電話ですみません。clip(これ私)と申しますが、そちらで働きたいのですが募集はしていませんでしょうか。」

制作会社「デザインの経験はどのくらいですか?」

僕「まったくありません!(キッパリ) でもやる気はあります!」

制作会社「・・・・・」

なんて感じで、かなり無理がありますよね。

ほとんどが「今は募集していません。」「経験がないとちょっと、、」と断られました。当たり前ですよね。まあ、それは承知の上ですからw

でも10社に1社ぐらいは会ってくれる会社がありました。たぶんですが、こんな変な電話をよこす奴の顔を見てやろうという人だったかもしれません。

当然、安定の不採用でした。

何十社と電話を掛けまくって、面接に行き、落ち、また電話をかける日々が1ヶ月ぐらい続きました。問い合わせた会社が結構な数になり、県をまたぐ勢いで不採用になりました。

そんなある日、なんと!採用してくれる1社が見つかりました。

やはりちょうど募集を出したほうがいいなと思っていたところだったそうです。

そこは社長とデザイナー2人でやっている小さな制作会社でした。僕はそこでアシスタント(使いっ走り)として採用されました。

こうしてその会社でデザインを勉強しながら働き始めました。

当然最初はデザインなどさせてもらえず、(やれと言われてもできませんが、、)フイルムを写真屋に届けたり(当時はまだデジカメが普及していない時代です)、写植(説明すると長くなるのでググってください)を取りに行ったり、ロケのアシスタント兼荷物運びなどデザインとは関係ない仕事を1年ぐらいしながら、徐々にデザインの仕事もやらせてもらえるようになりました。

デザインの勉強なんて全くしていなかった僕は先輩に教えてもらうのと本を見ながらの勉強の日々でした。

どうやって独学でデザインを勉強したかはまた別の記事で紹介したいと思います。

その2年後に広告代理店に転職しました。最初に雇ってもらった社長は大変厳しい人でしたがこんな僕を拾ってくれて、今でも感謝しています。

そこに6年勤めて今、フリーのデザイナーとして独立しています。

今思うと、とにかく行動!諦めずに行動してよかったと思います。

まとめ

僕がデザイナーになれた分岐点はやはりデザイナーになると強い意志をもって、あきらめずに制作会社に何度も電話しまくってなんとか採用されたことです。

僕の場合は特殊な例ですが、こんな方法もあるんだ程度に思ってください。

未経験者でもデザインの仕事がしたい、デザイナーになりたいと、強く思うことは大事!いつも思っていれば自然と行動がその思っている方向に向くということです。

わかりやすく言うと、例えば絵がうまくなりたいと強く思っていたら、いつもなら素通りしてしまう文房具店でも描きやすいペンはないかと探してみたり、本屋にいってもいつもなら趣味の本ばかり見ていたのに、絵の本を手にとったりと、一つ一つの行動がなりたいという気持ちが強ければそっちに向いていきます。

そして自分の思う目標に向かっていくのです!

強く思うことが日々の些細な行動を変えて、いずれ目標に到達するのだと思います。

未経験でもデザイナーになりたい方、強く思って行動してください。

きっとなれるはずです。

僕はそう信じます。

 

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