前回の記事ではフリーランスになる為の設備的な準備を解説しましたが、今回はデザインのスキルは当然必要ですが、それ以外で会社員の間で身につけたいスキル編としてフリーになるにはどんなスキルが必要かを解説していきます。
いつかフリーランスになろうと思ってる方に僕が経験した独立の為の準備について書きます。
デザインには自信があるけどやっていけるか心配
フリーランスになるとデザイン以外にやることかいっぱいです。
会社員の時はデザインのことだけを考えていればよかったのですが、フリーランスになるとそうはいきません。
会社全員でやっていたことを一人でやらなければならないのでデザイン以外のやることがかなり増えてきます。
- オリエン
- クライアントの打ち合わせ
- プレゼン
- 見積もり・請求書
- 営業や交渉
- 経理
- 支払い
- 備品の購入
などなど、やり慣れていないことも多いかと思いますが、やらないと仕事が回りません。フリーランスになるということはデザインに自信があるだけではやっていけません。
では何を身につけるか書いていきます。
ディレクション能力
オリエン、プレゼン、クライアントとの打ち合わせなどもディレクター・営業がやっていたことがデザインと同じかそれ以上に重要になってきます。
デザイナーの方の中には説明が苦手だったり、プレゼンが苦手、、なんて方もいるかと思いますが、克服しないとフリーランスではやっていけません。
僕も正直大の苦手でしたが、でもやってれば慣れます。
会社員時代、自分が説明やプレゼンが苦手とわかっていたので、積極的に営業、ディレクターに頼んでオリエン、プレゼン、クライアントとの打ち合わせなどに参加させてもらっていました。
クライアントと接していると何を求めているか、何を解決して欲しいかがよくわかり、クライアントと接するようになって以降、デザインが確実に変わったように思います。今思うとデザインだけやっていた頃は独りよがりの部分が多々ありました。
苦手な物も数をこなすとできるようになるもんですよ。
営業能力
まあこれに関しては僕も営業未経験でしたし、フリーになってから徐々に身についた感じでしょうか。
ただ金額のつけ方は会社員時代にある程度把握しておきたいです。
A4ならいくらくらいで、営業経費はどのくらいか、外注に出す時はいくらぐらいか、素材を購入した時のマージンはどのくらいにするかなどなど、そこらへんがわかっていないと、フリーランスになった時苦労します。
金額のつけ方で高過ぎれば見積もりが通らず他に仕事が行ってしまうかもしれませんのでここは会社員の時に調べておいた方がいいです。
僕に場合は仲のよい営業に金額のつけ方を教えてもらいました。
正直今でも新規の仕事の見積もりは悩む時があります。
まとめ
フリーランスになるということはデザインだけやってれば言い訳ではありません。
僕の場合、昼間は打ち合わせで回って夜デザインの仕事をすることが多いです。そのくらいデザイン以外の仕事が増えます。
当然いいデザインができなければ仕事も減ってきますのでデザインのスキルが一番大切だとは思いますが、それ以外のことも日々意識的に会社にいる間に身につけるといいのではないでしょうか。
あと経理など他はフリーランスになってからで全然大丈夫なので、ディレクション能力はぜひ身につけたい物です。
どんな仕事でもクライアントが何を求めているのかちゃんと理解しなければ良いものは出来ないかと思います。下の記事を参考にどうぞ。
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