グラフィックデザイナーやWebデザイナーという職業には特に資格などはありません。
必要なのは、デザインスキル、ソフトを使うスキル、それと実績です。
でもこれからデザイナーを目指す方には当然スキルや実績もありません。
この記事ではグラフィックデザイナーの職業の紹介とそのなり方を紹介します。
グラフィックデザイナーとは
グラフィックデザイナーの業務内容は、主に印刷物をデザイン、製作する仕事となります。
グラフィックデザイナーの仕事

グラフィックデザイナーの業務内容を大きく分けると、3つに分けられます。
- 広告デザイン
- エディトリアルデザイン
- パッケージデザイン
具体的に制作するものを紹介します。
広告デザイン
チラシ、フライヤー、看板、ロゴ、ポスター、POP、媒体広告(新聞広告、雑誌広告など)
エディトリアルデザイン
雑誌のレイアウト、冊子のレイアウト、書籍
パッケージデザイン
各種パッケージのデザイン
グラフィックデザイナーの就職先
グラフィックデザイナーの主な就職先を紹介します。
広告代理店
広告代理店では色々な業種仕事がありますので、色々な業種のデザインが経験できます。
デザイン制作会社
デザイン制作会社は直で企業から仕事を依頼される場合と広告代理店から依頼される場合があります。
企業のハウスデザイナー
会社内にあるデザイン部門で自社のデザインを制作します。
印刷会社のデザイン部門
印刷会社内にあるデザイン部門でデザインを制作します。
フリーランス
上記の就職先を経て、フリーランスになる場合がほとんどです。いきなりフリーランスになる方がいたら、、天才です。
デザインスキルを伸ばせるのは、多岐に渡ったデザインができる広告代理店かデザイン制作会社になるでしょう。
私の場合は最初にデザイン制作会社に就職しました。次に広告代理店に就職してその後フリーランスになりました。広告代理店では色々な案件のデザインができます。一番最初にデザインしたのは、新聞に掲載する求人枠のデザインでした。
それからチラシ、リーフレット、パンフレット、会社案内、ポスター、ロゴデザインと業務を重ねていき、デザインスキルを身につけていきました。
グラフィックデザイナーの年収
会社規模にもよりますが、グラフィックデザイナーの平均年収はおおよそ350万円〜ぐらいのようです。実績や経験で金額も変わってきます。
クリエイティブディレクターやアートディレクターになるとおおよそ400万円〜となるようです。
グラフィックデザイナーになるために必要なスキル
グラフィックデザイナーになるにはいくつか必要なスキルがあります。
- デザインを作るスキル
- グラフィックソフトを使うスキル(Illustrator/Photoshop)
ざっくり言うとこの2つです。
レイアウト、構図、彩色、フォントなどの基本的なデザイン知識とそれらを表現、形にするソフトを使うスキルが必要になります。
主なソフトはイラストレーターとフォトショップになります。
≫Adobe Illustrator(イラストレーター)ってどんなアプリ?
では、デザインを作るスキル・グラフィックソフトを使うスキルはどうやって身につければ良いのか、次で紹介します。
グラフィックデザイナーに必要なスキルについて書いた記事はこちら
≫グラフィックデザイナーに必要な4つのスキル
デザインスキルを学ぶ方法
では実際にグラフィックデザイナーになるためのスキルを学ぶ方法を紹介します。
- 美大・デザイン専門学校からグラフィックデザイナーになる
- オンラン講座でグラフィックデザイナーになる
- 独学ででグラフィックデザイナーになる
以上の3つです。
美大からグラフィックデザイナーになる
グラフィックデザイナーのなり方として、一般的には美大や専門学校でデザインを学んでデザイナーになる方がほとんどです。
また、学校に広告代理店やデザイン事務所からの求人もくるので、グラフィックデザイナーに一番なりやすい方法です。
中途採用ならスキルや実績を重視する業種ですが、新卒に関しては、学歴を採用基準としているところもあります。
美大からグラフィックデザイナーになる
多摩美術大学

有名なクリエイターを何にも輩出している大学です。
やはりネームバリューがあるので就職には強いと思います。
まずは資料請求をしよう!
自分に合った学校を探してみよう!
デザイン専門学校からグラフィックデザイナーになる
桑沢デザイン研究所

デザイナー桑澤洋子によって1954年創立されたデザイン専門学校で、多摩美、武蔵美と引けを取らない高レベルの講義がこの学校の魅力となります。
まずは資料請求をしよう!
デザインスクールからグラフィックデザイナーになる
デザインスクールとは短期間で即戦力となるスキルを身につける学校となります。
通学型とオンライン型があるので、働きながら学べるのも大きな特徴です。
時間帯や授業期間もいろいろで、社会人がキャリアアップや転職のために使われるケースが多いです。
東京デザインプレックス研究所

独自プログラムで短期間でデザイナー就職を実現します。就職サポートも充実しています。
まずは資料請求をしよう!
デジタルハリウッド オンライン

どこでも受講できる動画講習と講師、同じ学生同士で受けられるライブ授業があります
まずは資料請求をしよう!
デザナル|オンラインデザインスクール

働きながらグラフィックデザインを学べるおすすめのデザインスクールはこちら

独学でグラフィックデザイナーになる
グラフィックデザイナーには資格がなどはいらないので、独学でデザイナーになる道もあります。
グラフィックデザインに関する書籍もたくさんあり、You Tubeでもデザインに関する動画も多数アップされています。昔に比べれば独学でデザインを学びやすくなった環境ではありますが、一番時間がかかる方法です。
グラフィックデザイナーの必須ソフトのイラストレターとフォトショップを独学で学ぶ方法を紹介した記事も参考にどうぞ。

僕は独学でグラフィックデザイナーになりました。体験談を含めた詳しい記事も参考にどうぞ。

デザインで参考になる本を紹介します。
「なるほどデザイン」のレビュー記事も参考にどうぞ!

≫イラレを独学で学ぶおすすめの本!初めての方から中級者の方まで。
≫デザイナーを目指す方にこれだけは読んで欲しいおすすめの本。
まとめ
グラフィックデザイナーのなり方を紹介しました。
グラフィックデザインはとても奥の深い職業です。20年以上この仕事をしていますが、いまだに、日々勉強です。
とてもやりがいのある仕事です。質問等がありましたら、僕のわかる範囲でお答えします。コメント欄にどうぞ。
参考になったら幸いです。
コメント