イラストレーターでは長方形などのオブジェクトを角丸にするコーナーウィジェットという機能があります。
簡単に角丸などコーナーの形状を変更できます。
この記事ではコーナーウィジェットのやり方を紹介します。
コーナーウィジェット
コーナーウィジェットを使った角丸の作り方を紹介します。
上のメニューから「表示」→「コーナーウィジェットを表示」を選択します。
(「コーナーウィジェットを隠す」になっていたら表示状態なのでそのままでOKです)
- 長方形ツールで長方形を作ります。
角に4つのコーナーウィジェットが表示されます。
- オブジェクトが選択された状態で、一つの「コーナーウィジェット」を四角の内側にドラッグします。ドラッグの長さで「r」の大きさを調整します。
- 角丸になりました。
角丸の数値を指定する。
「変形」パネルで数値を入力して、角丸を作ることができます。
(「表示」→「変形」を選択)
それぞれ4つの角の数値を入力することができます。
真ん中の鎖のアイコン(半径値リンク)をクリックして、リンクを解除すると、それぞれの角を違った角丸を作ることができます。
その他の角の加工
コーナーウィジェットでは通常の角丸の他に「角丸(内側)」と「面取り」があります。
「ダイレクト選択ツール」でコーナーウィジェットをダブルクリックすると、「コーナー」のダイアログボックスが表示されます。
「コーナー」のダイアログボックスに設定でコーナーの選択、調整ができます。
「ダイレクト選択ツール」について詳しく書いた記事も参考にどうぞ。
≫ここから始まるイラストレーターの基本! 3種類の「選択ツール」
「コーナー」ダイアログボックス
❶コーナーの形状
コーナーの形状は3種類です。
❷半径の数値
角丸の半径を数値で指定できます。
❸角丸の形状
角丸の形状が選択できます。
コーナーウィジェットの非表示
コーナーウィジェットは便利な機能ですが、小さいオブジェクトの場合誤ってコーナーウィジェットを選択してしまう場合があります。コーナーウィジェットを消すやり方を紹介します。
まとめ
コーナーウィジェットをドラッグして角丸を作る時、半径が大きくなりがちです。(特に小さなオブジェクトの場合は)そんな時は、内側にドラッグした後、外側に戻しながら調整すると、うまく調節ができるかと思います。
参考になったら幸いです。
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