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クライアントから指名されるデザイナーになる方法

クライアントから指名されるデザイナーになる方法

デザインの仕事をやっていればやっぱり指名されるデザイナーになりたいものですよね。それはデザイン力や表現のアイデアだったり、指名される理由はいくつかあると思います。

ディレクション能力もその一つです。

僕が考えるクライアントに指名される理由は、いかにクライアントと寄り添えるか、クライアントと同じゴールに向えるかが選ばれるデザイナーの重要な理由の一つだと思います。

目次

指名されるデザイナーになるには

指名されるデザイナーの前に、逆に僕の思う指名されないデザイナーは

  • 言われたことしかやらない。
  • 独りよがりのデザインをする。
  • ミスが多い。
  • 締め切り、時間、約束を守らない。
  • 低いクオリティーの割に金額が高い。
  • 仕事が雑。
  • なかなか連絡が取れない。

はい、いろいろ上がりました。

主に最初に2つですね。

他の項目はこの即改善できる項目でできて当たり前なので今回は省きます。

最初のマイナスな2つをプラスにすれば選ばれるデザイナーになると思います。

言われたことしかやらない。←これダメ

こういうデザイナーは結構多いのではないでしょうか。僕の周りにもいました。

それでは指名されるデザイナーにはなれません。

僕も忙しい時はデザインを外注する時があります。

説明したそのままやってくると、正直物足りなさを感じます。クライアントも同じ気持ちだと思います。

きっとそういう方はデザインが作業になってるのではないでしょうか。クライアントは作業を頼んでいるわけではないと思います。「こんなもんか。」って思われないようにしないといけません。

問題点や目的があって、それを解決・達成したいためにデザイナーにお金を払って頼んですのです。

クライアントの喜びや驚きが少しでもあればきっと次も指名がくるのではないでしょうか。

まずは疑う。

僕の場合、仕事の依頼が来た時、必ずクライアントは何を求めているのか、なんの問題を解決して欲しいのかをまず考えます。

そしてその依頼の媒体が本当に効果的なのか。例えばA4フライヤーの依頼が来た場合でも、DMの方が効果的ではないだろうか。などと疑って考えます。

A4フライヤーは依頼の目的を達成するためのツールであってゴールではありません。

まあ予算の関係でA4フライヤーになったのかもしれないので、当然最初の依頼の物は提案しますがプラスα他の提案も常に考えて仕事をしています。

内容についても当然考えます。目的を達成するための表現やデザイン、内容について考えならデザインをします。

デザインする物は、誰が見るものか。いつ見るのか。どこで使うのか。などなど考えると自然とどんなデザインが適しているのかが見えてきます。

子供が見る物であれば楽しい雰囲気、お年寄りが見るものであれば読みやすい工夫など、見る人が変われば当然デザインも変わりますし、媒体によってもデザインは変わります。

実際に手に取る人、見る人を考えてデザインをします。まずはよく考えて、また考える。

それには情報の整理が重要です。

デザインの情報整理のやり方を紹介した記事も参考にどうぞ。

独りよがりのデザインをする。

これはやってはいけないデザインです。クライアントが一番がっかりします。しかし、これをやるデザイナーも結構います。

要するに自分の好きなデザインをする人です。老人ホームのパンフにかっこよさはあまり必要ありません。

とかくデザイナーはかっこいいまたは、かわいいデザインを求めがちです。奇抜すぎて読みづらい。余白がデザイン途中の物に見えてしまう。かっこつけすぎてかっこ悪い。

いくつかあげましたが、デザインをやってきた人なら少しは心当たりがあるのではないでしょうか。

これはデザイナーの誰もが一度は通る道だと思います。私も最初はそうでした。

要するに考えていないだけです。

例えばラーメンを作るのにスープや麺の味なんか全然気にしないで、考えることと言えばナルトをどこに置くか、チャーシュウの厚みは何ミリにするか、シナチクは何本がいいのか、、そんな見た目のことばかり気にしているような物です。

肝心な味のことは全然考えない、そんなラーメン誰が食べたいと思うでしょうか。

そういったデザインは見ても何も伝わってきません。

デザインする前に、まずは考える

まずは手を動かす前に考える癖をつけることをおすすめします。これは非常に重要です。

考えてより効果的なアウトプットをすることが指名のかかるデザイナーなのです。

テクニックばかり気にしすぎて一番伝えたいことが伝わらないデザインにはならないようにしたいものです。

まとめ

僕は以前、広告代理店でデザイナーをやっていましたが、そこにはディレクターが4.5人、デザイナーが15人ぐらいいました。営業から仕事の依頼が入り、大きい仕事はディレクターに行き、ディレクターから何人かのデザイナーに振り分けられる感じです。

小さな仕事に関しては直接営業からデザイナーに行く感じでした。

15人のデザイナーの中で忙しい人は必ず、決まっていました。当然、ディレクターも営業も自分の仕事はいいものにしたいという気持ちがあります。

なのでいいデザイナーの取り合いになるのです。5人ぐらいは常に忙しい人、他は常に暇な人になってしまいます。

常に忙しい人のデザインはやっぱりプラスαがありました。それをディレクターも営業もわかっているので仕事が集中してしまいます。ちなみに僕も忙しいグループでした。念のため。。

言われたことしかやらないのでは、デザイナーになった意味が無いように思います。

クライアントの社員になったつもりでその会社の要望を真剣に考えれば、あなたなりの提案やアイデアの出てくるはずです。

Let’s think.

センスを磨く方法を紹介している記事も参考にどうぞ。

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