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【イラレの使い方】トンボ(トリムマーク)の作り方

イラストレーターで作ったデータを印刷屋さんで印刷する場合、必ずトンボを付けて入稿します。

トンボをの指定を間違えると違ったサイズに仕上がったり、全面に色を付けたのに紙面の淵が白くなっていたりと裁ち落としの指定を正しくしないと、意図した仕上がりになりません。

トンボ制作はレイアウトをする前の一番最初の作業です。

今回は正しいトンボ(トリムマーク)の作り方の紹介をします。

トンボとは

トンボはなぜ必要なのか

例えば、自分のプリンターでA4のフライヤーをプリントする場合、A4の用紙をセットしてプリントします。この場合はトンボはなくても問題ありません。

しかし、印刷屋さんでは大きな用紙にA4のフライヤーをいくつも配置して一度に印刷します。その後、印刷された大きな用紙をA4にカットします。

そのとき、カットの目安となるのがトンボなのです。

トンボに沿ってカットするとA4のフライヤーが出来上がります。

トンボの仕組み

トンボには外側にあるトンボを「外トンボ」、内側にあるトンボを「内トンボ」といいます。

  • 外トンボは塗り足しまでのガイドライン。(はみ出した部分を「塗り足し」といいます)
  • 内トンボは仕上がりカットをするガイドライン。

カットは内トンボの赤いラインでカットされます。

白縁無しのデザインの場合、塗り足しをしたデータはきれいに仕上がります。

[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]ちなみに、はみ出した部分の塗り足しを「ドブ」とも言います。(印刷用語)

塗り足しがないと、端っこがきれいな仕上がりになりません。

立ち落としのデザインの場合は塗りたしが必ず必要となります。

[jin_icon_info color=”#e9546b” size=”18px”]ちなみに、外トンボと内トンボの間の長さは3mmと決まっています。用紙のサイズが変わってもトンボ自体のサイズは変わりません。

トンボ(トリムマーク)の作り方

ここではA4のフライヤーを制作する工程で説明します。

アートボードの作成

メニューから「ファイル」→「新規」を選択

新規ドキュメントのダイアログが表示されます。A4フライヤーなので「印刷」タブを選択して「空のドキュメントプリセット」からA4を選択します。

「作成」ボタンを押します。

トンボの作成

ツールパネルから「長方形」ツールを選択して、アートボード上をクリックします。「長方形」のダイアログボックスが表示されるので、A4サイズ(横210mm×縦297mm)を入力します。

ここの数値の指定は間違えないように!このオブジェクトのサイズにトンボが作られます!

A4サイズ(横210mm×縦297mm)のオブジェクトが表示されます。

このオブジェクトをアートボードにピッタリ合わせます。

A4のオブジェクトを選択した状態でメニューの「ウィンドウ」→整列を選択します。「整列」のダイアログボックスの右下の設定から「アートボードに整列」を選択します。

整列がよくわからない方は下の記事を参考にどうぞ。

【イラレの使い方】ずれることなく揃える整列の使い方イラストレーターで便利な機能の一つが「整列」です。 レイアウトの基本の揃えることが簡単に出来てしまいます。 ただ、ちゃんとや...

「オブジェクトの整列」から縦横をセンターに合わせます。

するとA4サイズのオブジェクトがアートボードにサイズ、位置がピタッと合います。

オブジェクトを選択した状態で、「オブジェクト」→「トリムマークを作成」を選択

A4のオブジェクトにトリムマークが作成されます。

 

A4のオブジェクトのみを選択(トンボは選択しない)して、塗り、線の設定を「なし」にします。

トンボが出来上がりました。

トンボは絶対に動かしてはいけないので、トンボだけのレイヤーを作ってロックすることをおすすめします。また、レイアウトしていて、うっかり写真などのオブジェクトに隠れないようトンボのレイヤーは一番上にしておきます。

 

アートボード内にトンボを含めた作り方

以前はアートボード内にトンボを含めたデータの作り方をしていましたが、今は上記で紹介したやり方が多いようです。私も今は上のアートボードが仕上がりサイズのやり方を使っています。

アートボード内にトンボを含めたデータの作り方も紹介します。

A4フライヤーの場合

  1. アートボードをA4より大きなサイズのものを作ります。(例えばA3など)
  2. 「長方形」ツールよりA4サイズ(横210mm×縦297mm)のオブジェクトを作成します。
  3. オブジェクトを選択した状態で、「オブジェクト」→「トリムマークを作成」を選択します。
  4. A4のオブジェクトのみを選択(トンボは選択しない)して、塗り、線の設定を「なし」にします。

トンボが出来上がりました。

 

フライヤーなどで表裏の両面ある場合、アートボードを2枚作って、1書類で両面作ることも可能です。

アートボードを詳しく解説した記事を参考にどうぞ。

【イラレの使い方】知ってると便利なアートボードの解説イラストレーターの作業の一番最初の作業がアートボードの設定です。 アートボードの基本的な設定からアートボードの追加、サイズ変更、順...

 

まとめ

2つのやり方を紹介しましたが、どちらででやっても問題ありません。印刷屋さんにどちらで入稿しても大丈夫です。

最初に紹介したアートボードに合わせるやり方のメリットとしてPDFを作ったとき、仕上がりの状態でPDFが作られます。お客さんへの確認などはこの方がイメージがつかめて良いかと思います。

トンボの作り方でした。

参考になったら幸いです。

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