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イラストレーターのグループ化の使い方とトラブル解決

イラストレーターでよく使う機能の一つにグループ化があります。

レイアウトを効率よく進めるためには非常に便利な機能ですが、グループ化が原因でトラブルも結構多いかと思います。

●グループ化が解除できない。

●あったはずのオブジェクトが消えたしまった。

●グループ化できない。

などがあります。

今回は正しいグループ化のやり方とグループ化でよくあるトラブル解決の方法をわかりやすく解説していきます。

 

イラストレーターのグループ化とは

イラストレーターのグループ化とは複数のオブジェクトをひとつにまとめてグループにする機能です。

グループでまとめられたオブジェクトは選択や移動もひとつのオブジェクトとして扱うことができ、例えばグループかしたオブジェクトに「ぼかし」などの効果を付けるとグループ全体に適用されます。

つまり、複数のオブジェクトをひとつのオブジェクトとして扱うことができる機能です。

 

グループ化のやり方

グループ化したい複数のオブジェクトを選択します。

メニューの「オブジェクト」→「グループ」を選択。

選択したオブジェクトがグループ化されます。

ショートカット

よく使う機能なのでショートカットを覚えることをおすすめします。

PC ショートカット
選択したアートワークをグループ化 Windows Ctrl + G
Mac OS Command + G

 

グループ化解除のやり方

次にグループ化の解除のやり方を解説します。

グループ化したオブジェクトを選択します。

メニューの「オブジェクト」→「グループ解除」を選択。

グループ化が解除されました。

ショートカット

グループ化同様、よく使う機能なのでショートカットを覚えることをおすすめします。

PC ショートカット
選択したアートワークをグループ解除 Windows Shift + Ctrl + G
Mac OS Shift + Command + G

 

グループ化を重ねる

グループ化は重ねてグループ化することができます。

つまり、複数のグループ化したオブジェクトをまとめてグループ化することができます。

このグループ化は何層も重ねることが可能です。

重ねたグループの解除

グループ化を重ねたオブジェクトを解除すると一度に全てのグループ化が解除されるのではなく、グループ化の階層のひとつずつが解除されていきます。

例えば先ほどの「グループ化を重ねる」で使ったグループ化された3つの球を選択した状態でグループ解除をしていくと、1回目の解除はオレンジ枠のグループ化が解除されます。

そのままもう一度グループ解除すると緑枠と3番の球の青枠が解除されます。

すべてグループ解除するにはグループ化した数だけ解除する必要があります。

 

グループ化したオブジェクトの編集

グループ化されたオブジェクトを解除せずに編集が可能です。

やり方は以下の2つです。

  • 「グループ選択ツール」で編集
  • 「グループ編集モード」での編集(よく使う。)

「グループ選択ツール」で編集

ツールバーの「グループ選択ツール」を選択します。

「グループ選択ツール」はカーソルが白い矢印なんだな。

グループ化されたオブジェクトをクリックするとオブジェクト単体が選択され、編集が可能になります。

「グループ選択ツール」はクリックする度にグループ化したオブジェクトを順番に選択していきます。

一部の色変更など簡単な修正には「グループ選択ツール」が便利なんだな。

「グループ編集モード」での編集

グループ編集モードとはグループ化されたオブジェクトをダブルクリックすることで、一時的に編集が可能になるモードです。

ではグループ編集モードの手順を解説します。

下の画像のようにグループ化されたオブジェクトの2番の球を編集するとします。

グループ化されたオブジェクトを「選択ツール」で「2番の球」をダブルクリックします。

カーソルが黒い矢印でダブルクリック!

ウインドウの上の部分にレイヤー階層が表示され、グループ編集モードになります。

オレンジ色のグループ化❸が解除された状態になります。

ここではクリックしたグループ以外のオブジェクトはグレーアウトの状態になり、選択が出来なくなります。

続けて「2番の球」をダブルクリックすると緑色のグループ❷が解除された状態になります。グループ❷関係のない「3番の球」はグレーアウトの状態になります。

ウインドウの上の部分のレイヤー階層がひとつ下の階層にいることを示しています。

 ❹続けて「2番の球」をダブルクリックすると青色のグループ❶が解除された状態になり、「2番の球」が編集可能となります。

グループ編集モードの解除

編集が終わったら、アートボード内の空白部分をダブルクリックすると編集モードが解除され、元のグループ化されている状態に戻ります。

アートボード上の階層表示が消えます。

グループ編集モードでの編集は大変便利な機能なので、ぜひ覚えていただきたいです。

グループ編集モードのいいところは、グループ以外のオブジェクトがグレーアウトになり選択できなくなるところです。編集中に他のオブジェクトを間違って動かしたりということがなくなります。
いちいちグループ化を解除せずに編集ができて便利だね

 

グループ化のトラブルと解決方法

グループ化は簡単で便利な機能なだけに多用しているうちに間違った使い方をしてしまう場合があります。

トラブルの種類と解決策を紹介します。

グループ化でここ結構重要です。

グループ化したオブジェクトの一部をコピーして使う

グループ化したオブジェクトの一部をコピーして使う時にトラブルになる場合があります。

例えば下の画像のように、グループ化された「1の球」の「影」を「3の球」に「グループ選択ツール(白い矢印)」でドラッグ&ドロップでコピーするとコピーした影のオブジェクトは元の「1の玉」のグループとして扱われます。

仮に「1の球」が不要になりデリートすると「3の球」にコピーした影も一緒に消えてしまいます。

あったはずのオブジェクトがいつの間にか消えているというトラブルはグループ化が原因の場合が多々あります。

近くにあれば気がつくかもしれませんが、アートボードを拡大していて画面外にグループ化されたオブジェクトがあると消えたことがわかりません。

 

グループ化できない原因 「3の球」と「1の球」からコピーした影をグループ化しようとしてもできません。つまり、グループ化した一部のオブジェクトと他のオブジェクトをグループ化はできません。

解決方法 その1

グループ化したオブジェクトの一部をコピーして使う場合は、「グループ選択ツール」で選択したオブジェクトをコピー&ペーストで複製します。複製したオブジェクトはグループ化されていません。

ショートカット
PC ショートカット
コピー Windows Ctrl + C
Mac OS Command + C
ペースト Windows Ctrl + V
Mac OS Command + V

コピー&ペーストされたオブジェクトはグループ化していないオブジェクトとなります。

解決方法 その2

バウンディングボックスを表示にする。

メニューの「表示」→「バウンディングボックスを表示」を選択します。

バウンディングボックスを表示すると選択されたオブジェクトを囲うようにラインが表示されます。

これによって、選択された範囲がわかるようになります。

例えば画面を拡大して全体が見えない時でも、「1の球」を選択するとバウンディングボックスが「1の球」意外に広がっていることがわかります。

これはどこか見えないところでオブジェクトが選択されていることを意味します。全体を見ると下の影がグループ化によって選択されていることがわかります。

バウンディングボックスの表示を強くおすすめします。

バウンディングボックスを表示させてミスを減らそう!

グループ化が解除できない

グループ解除を何度もしてもグループ化が解除できない!なんてことマレにありますよね。

おそらくグループではなく「複合パス」になっているのではないでしょうか。

複合パスも一見するとグループ化されたオブジェクトと同じに見えます。

複合パスをいくらグループ解除しても何も変わりません。

オブジェクトを選択した状態で、メニューの「オブジェクト」→「複合パス」を見て「解除」がアクティブになっていたら、それが原因かと思います。

複合パスしたものを別のオブジェクトとグループ化して、、、なんてやっていると、つい複合パスしたことを忘れてしまいますよね。

グループ化のようでグループ化ではない

 

別のレイヤーをグループ化

別のレイヤー同士のグループ化は可能ですが、グループ化したオブジェクトは上のレイヤーに統合されます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

グループ化はとても便利で使用頻度の高い機能です。しかも簡単です。

オブジェクトを選択する時はバウンディングボックスを見てちゃんと目的のオブジェクトのみ選択されているか、その都度確認しながら制作していくことをおすすめします。

グループ化は大変よく使う機能です。ぜひショートカットでやられることお勧めします。他にも便利なショートカットを紹介した記事を参考にどうぞ。作業効率がグッと上がりますよ。

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